キャプテンコラムCAPTAIN COLUMN

株式会社キャプテン・ユーの社長が
日常生活で感じたことを綴ります。

大阪府・市統合いつやるのですか?今でしょう!!

橋下市長の大阪都構想の雲行きがどうも怪しくなってきた。維新の会の勢いも 以前のようなパワーはない。選挙協力などで協同歩調をとってきた公明党も 最近つれない態度で当てに出来なくなった。公明党の態度に業を煮やした 橋下市長が公明党を厳しく罵倒する。公明党はその言質をとらえて頭から湯気を出して怒る、悪いパターンである。 橋下市長の裏切られたとの気持ちも分からんでもないが言い過ぎである。 手練手管と言う言葉は好きでないが、大きな事を成し遂げようとするならば、嫌いな相手とも仲良く、 自分のプライドが傷ついても我慢すべきであり、感情に任せて発言するのは政治家として若いというより未熟である。 市長を辞して、大阪市長選をやるのは戦略的にも間違いだと思う。 大阪市長に再選されても事態は大して変わらないと思う。 橋下知事誕生の時、ブレーンとして頻繁に寄り添っていた堺屋太一氏など最近全く見ないが、 橋下市長に適切なアドバイスをしているのだろうか?橋下市長の市政運営には問題も確かにあると思う。 しかし、 今までピクリとも動かなかった、と言うより動かさなかった府政、市政を短期間で変えたのは大いに評価すべきだと思う。 内部、外部からも相当の抵抗があったと思う。

今現在、知事と市長が同じ考え、同じ方向性の人物で、大阪府・大阪市の 統合が出来なかったら未来永劫 統合は無理だろう。 小さな組織、大きな組織でも何かを変えるとなれば必ず抵抗があるものである。 それが府・市統合となれば、既得権益者などの物凄い抵抗があるだろう。 竹山堺市長などは大阪維新の会の支援で市長になれたのに、当選するや反大阪都構想に翻った。 大阪都になれば堺市の政令都市は消滅するからである。 政令都市首長の旨味は手放したくないのだろう。

橋下市長に焦りが感じられる。確かに限られた期間で歴史的な事業を成し遂げようとしているのだから当然である。 ある程度の強引な運営も必要かも知れない。しかし、今一番肝心なことは世論を味方に付ける事である。 大阪都構想のビジョンを分かり易く訴える事である。 稀代の人物、橋下徹をこのまま埋没させては駄目である。 大阪を変える最後のチャンスなのだから・・・ 大阪府、大阪市が破綻してから統合しては後の祭りである。大阪府・市統合は 絶対必要だと思う。今やらないで、いつやるのですか?今でしょう!!(古いわ)

独り言の好きな男より