キャプテンコラムCAPTAIN COLUMN

株式会社キャプテン・ユーの社長が
日常生活で感じたことを綴ります。

お粗末、石破外交

石破首相の11月15日からのペルーで開催APEC(アジア太平洋経済協力会議)、その後ブラジルで開催G20サミットでの初外交デビューは大失敗と言っていいだろう。とにかく失態続きで日本の恥だと言ってもいい。そもそも人と交わることが根本的に出来ない人物だと思う。僅かな外遊期間での失態は枚挙に遑がない。会議が始まる前に各国の首脳が挨拶を交わしている最中に、自分一人席に着いてスマホをいじっているのである。完全にポッチ状態である。APECでは新人なのだから自ら挨拶に出向くのが常識である。各国の首脳が石破首相に挨拶に訪れた時には座ったままで礼を失した応対であった。また最終日恒例の各国首脳の集合写真撮影に遅刻してしまい参加出来なかった。これは外務省職員の失態でもある。習近平国家主席との対面挨拶撮影の時、外務省職員から忠告あったのか如何にも厳めしい作り顔で握手をしていた。しかし、習近平は右手を差し出しているのに石破首相は両手で相手の手を握っている姿は媚びているように映っていた。外交儀礼としては右手で握手するものらしい。歓迎式典でも一人仏頂面で腕組みをしており、世界的には腕を組むことは相手を拒否することを表わしているらしい。場所を隣国のブラジルに移してG20サミットに出席した。ここでもやらかしたのだ。会場まで赤絨毯の儀仗兵に見守られて歩いて行くのだが、石破首相のネクタイが大きく右に曲がってしまっているのである。見た目には物凄くだらしないように映っていた。晩餐会でも途中退席してしまい、疲れた早く眠りたいと言ったそうである。せっかくの外交デビュー機会をフイにしてしまった。外見よりも中身が大事だと言われるが、外交の檜舞台ではある程度、スマートな振る舞いも大切だと思う。そして、その中身も疑わしいものがある。首相になって約2カ月衆院選で惨敗、辞任する気はさらさらなく、負けた要因はあくまでもカネと政治裏金議員のせいだと思っている。自分が総裁になって豹変してしまい国民の信用を失くしたことに気付いてないようだ。私も石破茂を元々好きではなかったが、ここまで酷いとは思わなかった。与党内野党的な立場の時は、まだそれなりの重厚感があったが、首相に就いたとたん、まったく腰が据わってなくリーダーシップを発揮することもなく、まだカネと政治にこだわっており、激動している世界情勢に対応する言動を目にすることがない。もっと大局的な視野で行動して欲しいが、無理だと思う。最近はピエロにも見える時がある。米国トランプ次期大統領にも会うことは叶わないと思う。日本国、石破首相の為にも来年度予算案が可決されたら、一刻も早く退陣すべきだと思う。

独り言の好きな男より