キャプテンコラムCAPTAIN COLUMN

株式会社キャプテン・ユーの社長が
日常生活で感じたことを綴ります。

福田首相しっかりせい!

さっぱりわからない。良いか悪いか別にして何をしたいのか全くわからない。
権力闘争で勝ち取った首相の座でないからどうも迫力に欠ける。
脇役で力を発揮するタイプの人がトップになってしまったものだから困ったものである。
今まで反主流派(反小泉、反安倍)の連中がこことばかりに担いだ
結果、本人は「俺が日本を引っ張って行くんだ!」と思う気持ちなんか毛頭なかったのに「周りがやってくれと言うし、どうも総裁選に勝てそうだ」ぐらいの気持ちしかないのかなと思わせるほど気概が感じられない。
小泉以前の時代に逆戻りしているように感じる。
渡辺善美行革相が「公務員制度改革基本法案」に躍起になっているのに官邸の冷たいこと、また各閣僚の非協力的なこと。総論で賛成、各論で反対の典型である。
福田首相の態度も煮え切らない、一体どっちなんだ!。

道路特定財源の一般財源化への移行に対しても、小泉、安倍政権で決定したにもかかわらず、道路族議員の猛攻勢で一般財源化は見送られそうなムードである。
大体、暫定税率を30年以上も続けることが異常である。
しかも、道路建造、道路整備などに使われるべき血税が、マッサージ器具や、レクレーション用品などに使われていることが発覚している。
もっと酷いのは、国土交通省役人の天下り先特殊法人に多額の無駄なお金が垂れ流しに使われていることである。
お役人は我々の血税を、天下りを何回か行い、その都度、多額の退職金を手にしているのである。
冬柴国土交通大臣も酷いものである。
完全に官僚に取り込まれた典型の発言、振る舞いである。
評価ガタ落ちである。

とにかく、道路財源はどの議員も、選挙区との絡みがあり、道路利権などもあり反対しにくいようである。
しかし、日本は財政赤字であり、税金はもっと使うべきところに必要なところに使うべきである。
どうしても、道路特定財源の一般財源化に反対なら、衆議院選挙の争点にして国民に問うたらいいと思う。(郵政民営化のように)絶対にしないと思う。
負けるから。福田首相がこれを争点に衆議院を解散して選挙に打って出たら私は評価する。
何故なら、善いか悪いか別にして意思がはっきり分かるからである。
今は玉虫色で何をしたいのか分からない。
総理大臣は自分のこと、お家事情よりも国家のことを考えて行動して欲しい!

独り言の好きな男より