キャプテンコラムCAPTAIN COLUMN

株式会社キャプテン・ユーの社長が
日常生活で感じたことを綴ります。

安倍晋三元首相の国葬を終えて

9月27日に安倍晋三元首相の国葬儀が執り行われた。この国葬儀の賛否を巡って様々な意見が噴出した。旧統一教会問題を安倍晋三元首相と結び付け、連日メディアの報道は安倍さんに問題があったから凶弾に斃れたのだと言わんばかりであった。概ねメディアは国葬反対の論調であった。反対の根拠は①法的根拠がなく違法。②政治家としての評価が定まっていない。③多額の税金の投入などである。①に関しては内閣設置法に基づいており 法的に問題なしである。いくつかの反対派が国葬差し止め請求を裁判所に訴えたが、全て敗訴している。②に関しては政治家の評価は時代により変わるものであり、現在において世界各国での評価が高い。歴代最長の首相である。確固たる日本の安全保障の整備を進めた。③に関しては世界第3位GDPの日本が16億の費用で大騒ぎしていたら世界の笑い者になると思う。

 メディアも酷いが立憲民主党はじめ野党の対応も情けない。ある女性議員などは国葬の案内状に欠席と記して、それをご丁寧にSNS上にアップしてはしゃいでいた。あほか!である。故人と遺族に対して失礼極まりないことである。こんなバカなことをしていたら、支持率は上がる筈がない。

 英国エリザベス女王の国葬と安倍晋三元首相の国葬を比較して揶揄する論調がメディアで多かった。英国は国民皆から悼まれて葬送されている。対して安倍晋三元首相の国葬は国民の半数以上が反対であると。このように仕向けたのはメディアである。しかし、この数字は本当かなと思う。何故ならば、国葬当日に一般献花に訪れた人は25000人超だと聞く。献花台まで3~5時間要したようだ。朝日新聞の記事は献花に訪れた人は100人超と記している。(確かに25000人は100人超だから噓ではないが)対して反対派のデモの人数は15000人と主催側の発表である。だが実際にはそんな人数はいなかったようである。数を争うものではないが、メディアは自分の都合の良し悪しに関係なく実相を正確に伝えるべきである。

 英国のエリザベス女王の国葬は荘厳で煌びやかで伝統を感じる素晴らしいものだった。対して安倍晋三元首相の国葬も荘厳で重厚な人間味のある葬儀であった。菅義偉前首相の弔辞には思わず涙腺が緩んでしまった。日本独特の故人を偲ぶ場面であり、二人の絆の強さを感じた。この葬儀のクライマックスだったと思う。                  

この弔辞にケチをつけた人物がいる、テレビ朝日職員の玉川徹である。なんの根拠もなく、「あの弔辞は電通が関与して作成されています。皆を感動させる演出で、これこそ政治利用です」なんの裏付けもなく言い切った。翌日のワイドショーで「私の思い過ごしでした電通は関与していませんでした。視聴者、関係者にお詫びします」と謝罪に追い込まれた。これがレギュラーコメンテーターである、レベルが低すぎる即刻降板すべきである。とにかくメディアは事実を余計な色を付けずに正確に国民に伝えないと、そのうち国民から見放されてしまうだろう。

 

 

 

 

 

独り言の好きな男より