キャプテンコラムCAPTAIN COLUMN

株式会社キャプテン・ユーの社長が
日常生活で感じたことを綴ります。

2013年を振返って

野田政権から安倍政権に代わってのスタートとなった2013年。 異次元の金融緩和により、今までピクッともしなかった為替が円安トレンドになり株高も進んだ。 GDP成長率も上向き、各企業の業績指標も上向いてきている。 (中小、零細企業はまだ恩恵に与っていないが・・)立法府である、国会での法案成立率も民主党政権とは比較にならないほど高い。 確かに潮目は変わったと云えるだろう。但し中韓との関係は膠着状態のままであり、この状況は当分続くだろう。

2020年の東京オリンピック招致成功も日本の国を明るくした。 立役者の一人である猪瀬東京都知事の不本意な形での辞任は残念であるが、身から出た錆なので仕方ない。 返す返す辞めるタイミングを逸したことは、今後の復帰に向けて相当厳しいものになるだろう。 年明けの都知事選に東国原英夫氏が出馬するようなことがあれば笑者であり彼の価値も相当下がるだろう。

特定秘密保護法案の成立に世論の半数以上が反対であるが、マスコミの過剰報道が影響しているのだろう。 とにかく日本の場合、スパイ天国と言われ情報がダダ漏れの状態であり、同盟国からも情報管理が甘いと言う理由で高度な情報がもらえないことが多々ある。 国益を損ねる情報を漏らした者に厳罰というのは当たり前だと思うのだが・・・。 法案が成立してから騒ぎがピタッと止まったけど、心の底から反対なら成立後も声高に反対すべきだと思うのだが、 マスコミも反対デモ隊も鳴りを潜めている。

T.P.P交渉も年内決着は出来なかったが、春が来る前にある程度のメドは立つだろう。 日本側がどこまで踏ん張れるか見ものである。 「結の党」が出来て野党再編かと騒いでいるが小再編は出来ても大再編は無理だと思う。 結の党自体喧嘩別れして出来た党であり、政党助成金目当てで急いで出来た党のイメージは拭えない。 江田憲司は2番手で手腕を発揮するが親分の器ではない。 合流相手の日本維新の会も一枚岩でなく、交渉役の松野頼久も維新の会をまとめるには全く迫力不足である。 民主党細野豪志も見栄えはいいし弁も立つし頭の回転も速い、しかし肚がないので思い切った行動は出来ないだろう。 来年の今頃結の党は消滅しているだろう。この1年でも多くの政党が消滅している。 当分安倍政権に任せてみたらいいのではと思いますが・・・。

独り言の好きな男より