キャプテンコラムCAPTAIN COLUMN

株式会社キャプテン・ユーの社長が
日常生活で感じたことを綴ります。

祝2023 WBC優勝!

強かった侍ジャパン、第1ラウンドから負けなしの7戦全勝の見事な優勝だ。特に準決勝メキシコ戦はハラハラドキドキの大激戦であった。特にそれまで大不振だった村上宗隆の逆転サヨウナラ決勝打は涙が出そうになるぐらい嬉しかった。村上選手の親御さんも本当に嬉しくホットされたことと思う。かつての名将、今の西武ライオンズの基となる西鉄ライオンズの三原修監督は「アマチュアはチームワークで勝つ」そして「プロは勝ってチームワークができる」と発言されていた。今回の侍ジャパンは、2023WBCメンバーで唯一優勝経験のあるダルビッシュ有が合同キャンプの初日から参加し、自ら若手選手へ積極的にコミュニケーションを図り、色々なアドバイスを行なっていた。食事会も自腹で数回開催したと聞く。戦う前からチームの結束力は出来上がっていた。村上選手の劇的なサヨナラ打もこのチームだからこそ生まれたと思う。ダルビッシュは陰のMVPだと言っても過言ではない。

日系メジャーリーガーのヌートバー選手の全力プレーは観ていて清々しい気持ちになった。ムードメーカーとしてチームに大貢献である。2番近藤選手にソフトバンクが5年契約35億と聞いた時は驚いたが、今回のWBCで納得した。バットコントロールは球界随一だと思う。5番吉田選手、今回最も頼もしく感じた小さな巨人である。メジャーリーグでの活躍を期待したい。4番村上6番岡本この和製スラッガーはWBCを経てさらに大きく飛躍することだろう。セ・リーグのホームラン争いはこの2人が中心になるだろう。(大山、佐藤輝負けるな!)山田、源田選手のいぶし銀の活躍も見逃せない。

野球がベースボールに勝つための原動力となったのが強力な投手陣である。特に米国に渡っての戦いにおいて投手陣の踏ん張りが優勝に導いたと思う。ほとんどメジャーリーガーバリバリ強打者が相手である。日本投手のレベルは世界でも十分通用することが証明された。

大谷翔平、この人物は漫画の世界から出てきたのかと思うぐらい桁外れの活躍であった。偉そうぶることもなく、謙虚な態度は後輩選手からも慕われ、時にはチームを鼓舞する為に、普段見せない激しいアクションなどでチーム全体を盛り上げていた。間違いなく表のMVPである。

スポーツというコンテンツは本当に楽しいものである。そこにはシナリオがなく演出もない、あるのは真剣な人間対人間のぶつかり合いである、だからこそ想像もしないドラマが生まれるのである。秋にはラグビーワールドカップが開催される。さてどんなドラマが生まれるか今から楽しみである。

独り言の好きな男より