平成29年2月の時事あれこれ
・金 正男暗殺
マレーシア空港での大胆な犯行には驚くばかりである。マレーシア当局の執拗な捜査で北朝鮮の犯行が濃厚となってきている。(2/25現在)異母兄を殺害する背景には、金 正恩第一書記の相当な焦りがあるのではないかと思う。確実に北朝鮮で何か変化が起きていると思う。暴発の恐れもあり今年の北朝鮮は安全保障面で要注意である。
・しどろもどろ国会答弁
金田法務大臣の共謀罪に関しての答弁は、いかにも自信なさそうで、野党の格好の餌食になっている。多分、法案自体を充分に把握していないのだろう。官僚が大忙しいである。サポートの官僚達も心の中では「オッサンもっと、しっかり答弁してくれよ!」と思っている筈である。 稲田防衛大臣もいただけない。南スーダンの日報に関しての答弁は、何を言っているのかハッキリしない。答弁の声も自信なさげで見ていて不安である。タカ派の女性論客として凛としていた姿の面影はない。この人も攻めには強いが守りには弱いタイプのようである。女性初の総理大臣の有力候補だったがこれで芽はなくなった。安倍首相も頭が痛いだろう。
・日米首脳会談
2月10日に訪米してトランプ大統領との首脳会談に臨む。貿易不均衡、在沖縄米軍費用負担増を訴え続けていたトランプ大統領にある程度の覚悟はしていたと思うが、全くそんな声はなく破格の厚遇を受け、両首脳の信頼は築きられたように感じた。鳥越俊太郎氏などは「植民地の代表がおべっか使いに米国に出向いたと批判していた。一国の首相に対して、無礼なオッサンである。テレビ局も、まだこんな人物をよくコメンテーターに使うなと思う。 民進党蓮舫代表も外交オンチな批判をしていた。負け犬の遠吠えである。
・癌との戦い
私事で恐縮であるが、我が妻が2月23日に大腸癌の手術を行った。6年前にも癌を患っており、今回2度目で心配であるが確実に回復してきており、今日から重湯が始まるそうである。(2月27日)私にとって2月一番の出来事である。
独り言の好きな男より