キャプテンコラムCAPTAIN COLUMN

株式会社キャプテン・ユーの社長が
日常生活で感じたことを綴ります。

東日本被災地の復興を急げ!

遅い!1年以上も経つのに復旧・復興がかなり遅れているように感じる。 瓦礫処理も一向に進んでいない。 国会も消費増税政局にウツツを抜かしている状態であり、政治家は本当に被災地のことを考えているのかと思う。 福島県の放射能問題も深刻なままである。 政治家はダメでも、官僚機構は優秀であった筈だが、全く上手く機能していない。 官僚が劣化しているのか、それともサボタージュしているのかと考えてしまう。 民主党の政治主導は完全に色あせている。
瓦礫処理も野田首相が先頭に立って、強引でもいいから全国各地に早く配分すべきである。 野田首相の頭には被災地のことは全く念頭にないようだ。
東日本大震災に対しての顔が全く見えてこない。 何かにとり憑かれたみたいに「消費増税に政治生命を懸ける」ばかり唱えている。 本当に生命まで懸けて増税したいのなら、自民党も消費税10%上げると言っているし、それなら早く解散して総選挙を行えばいい。 解散したら自民党は消費増税を呑むと言っているのだから早く解散すればいいのだ。 しかし、民主党が政権から落ちる可能性が高いので解散はさせてもらえない。 民主党政権のまま、自分が首相の立場のままで消費増税を成し遂げて後世に名を残したいとのかなと勘ぐってしまう。
「政治生命を懸ける」覚悟が全く見えてこない。
民主党内にも消費増税反対派が多数存在する。 ここでも野田首相は煮え切らない。 「郵政民営化」で自民党内の大反発を受けて自民党分裂の危機にも瀕しても、 敢然と自分の信念を貫いた小泉純一郎首相と比べたら気迫が足らない。

今、最優先で政治生命を懸けるべきは東日本被災地の復興である。
野田首相が陣頭指揮で指導力を発揮して取組む最大の課題だと考える。
マスメディアも永田町の政局を興味本位的な報道ばかりせず、もっと政治家は被災地のことに尽力すべきだと積極的に報道しないといけない。 大震災から1年経って日本全体が復興に対しての熱が冷めているように感じる。 まず、瓦礫を早く処理し、予算を増やしてでも復興に政府、国民が一丸となって取組むべきであり、 1日も早い復興が被災地の住民の為であり、ひいては日本経済の発展に繋がると思う。 野田首相が被災地の復興に向けて全力で取組んで、ある程度のメドをつけた後、 消費増税を言っても国民は納得すると思う。
この方が消費増税法案成立へ向けて早いと思うのだが・・・・・「急がば回れ」である。

独り言の好きな男より