キャプテンコラムCAPTAIN COLUMN

株式会社キャプテン・ユーの社長が
日常生活で感じたことを綴ります。

天才少女ゴルファー須藤弥勒

前人未踏の世界ジュニア選手権連覇を成し遂げた須藤弥勒(ストウミロク) 石川遼も宮里藍も優勝出来なかった大会での連覇である。タイガーウッズもこの大会で優勝を成し遂げている。言わば未来の一流プロゴルファーの登竜門である。2歳で初めてゴルフクラブを握り、何気なくゴルフのスイングをしている 様子を見た、父親の須藤憲一氏が「この子は天才だ」だと感じたようである。 それからは超英才教育である。父親の目に狂いはなく、どんな厳しい練習にも音をあげることなく、むしろ厳しい練習メニューは草花に注ぐ水のように、どんどん才能が開花していった。いくら才能があってもまだ子供である。両親の支援がないと、その才能は埋もれてしまう。母親の須藤みゆきさんも弥勒ちゃんにとって大きな支えである。栄養管理の資格を取る など体調面に細心の注意を払っている。世界選手権では3日間ともキャディーとして付き添い、精神的面で大きな支柱となっていた。世界ジュニア選手権連覇はまさしく父、母、子 による3人4脚の賜物である。

大袈裟ではなく、50ヤード以内からグリーンのカップイン勝負なら、須藤弥勒は女子プロにも引けを取らないと思う。今年初めにTBSで放映があった、たけしのスポーツ大賞では、40ヤードからのニアピン勝負で、昨年の女子プロ賞金王鈴木愛プロに2連勝していた。 ゴルフで一番重要なパッティングに須藤弥勒は絶対の自信を持っている。そして、もう一つ ゴルフで大切なメンタル面は、今でもプロ顔負けの強さを持っている。怪我、病気、故障 が無ければ、10年以内に最年少女子プロツアー優勝も夢ではない、いや可能性の方が高いと思う。もう一つ須藤弥勒の大きな魅力は抜群の明るいキャラクターである。これは将来プロを目指す上で大きな武器である。東大卒の父親のDNAを受け継いでいるのか、小学校1年生とは思えない受け答えをしている。須藤弥勒の豊富な語彙にはいつも感心させられる。

世界選手権連覇してから、今まで以上にマスコミの寵児となり、あちらこちらから引っ張りだこである。超多忙の中8月に弊社にも立ち寄っていただき、ささやかな宴を設けさせて いただいた。須藤ファミリーの明るさで本当に楽しいひと時を過ごすことができた。 世界選手権では弊社の靴下を履いて戦っていただき、感慨も一入であった。これから益々マスコミで忙しくなると思いますが、体調管理には十分に注意して、ゴルフに精進して欲しい。

独り言の好きな男より